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2006/09/13

さらに補足~打点の話(点と面)

この話って以前にもチラッと書いたことがあるのですが・・・

今日書くのは体に対する打点(だてん)の話です。
――  ( )内にふりがながふってある理由が分からない方は、
     前の前の記事を読んでみてくださいね。――


良い打点。というのはその人それぞれが持っているものだと思います。
しいて言うなら、ネットよりも高い位置で、自分にとってもっとも打ちやすい位置
ということになるのでしょう。

そして、練習はその良い打点で繰り返し打つべきだと思います。
そのためにはその良い打点で打てるように、
動かなければなりませんが・・・
せっかく100球打つなら、
その良い打点で100球繰り返し打てば、100球分うまくなりますが、
毎回違う打点で100球打っても、なかなか上達しないとおもいます。
その分、フットワークは大変ですが、
その価値は十分にあると思います。


・・・で、
その話とはまったく違うのですが、
試合をそのたったひとつの良い打点で乗り切ることは
まず不可能です。
相手は、そこで打たせないためにいろんな戦術で戦ってくるでしょうし、
いつも同じ打点で打つということは
いつも同じ球種・いつも同じタイミングで戦うことになり、
相手にとっては、“やりやすい相手”になってしまいます。

そこで、自分の打てる範囲に幅を持たせておく、
良い打点以外にも打てる打点を広げておくことも
応用として必要になることでしょう。
(もっとも、良い打点がどこか分からなければ、
 どこが良い打点で、どこがそれ以外の打点なのか判断できないため、
 ただ混乱してしまうだけなので注意しましょう。)

ですので、今日の打点の話はあくまで応用編として読んでくださいね。
(混乱してしまいそうな人は、読むのをやめるか、
 読んでも忘れてしまいましょう)


・・・と、前置きが長くなりましたが、
打点の幅を持たせるというのは、
自分の体に対していろいろな位置でボールを打つことができる、ということです。

そして、その場合考えるべきポイントは
腕の長さと、ボールに対するさわり方、のふたつです。

まず、腕の長さというのは、人それぞれ決まっています。
(自分の意思で伸び縮みさせられる人なんて・・・、
 いないですよね。)
ですから、体に対する打点(だてん)というのは自然と打てる範囲が決まってきます。
つまり、手の届く範囲ということです。

そして、テニスにおいてはボールをまっすぐ押す、という動作は
基本的にはないというように理解してください。
ボールへのさわり方は、
押す、のではなくボールにガットがこすれるようにさわる、のです。

そこで、体の前方向には手ののばせる範囲は限界があり、
これ以上前でさわれない!!という位置が最も前の打点となります。
この位置ではボールにさわるのが、やっとの状態ですから、
ボールをはじくように打つ以外にボールにさわりようがありません。

そこから体に近づいてくるにしたがって、
徐々にボールへのさわり方に自由がでてきます。
もちろん、押し込むように打つこともできますが、
そうではなく、ボールとガットがこすれるようにさわる様にしましょう。

こうして考えると、打点(だてん)というのは
前に行くほど狭く、後ろ(体に近づく)ほど、広がってくる、
円錐のような範囲に広がっていると考えられます。

そして、体に近づくほどボールへのさわり方に自由度が増すので、
ボールをいっぱいこする(回転をかける)ことができ、
(逆に言えば、回転をかけて打たなければならない、ともいえます。)
前に行くほど自由にボールにはさわれなくなり、
最終的にははじくように打つ以外なくなってくるのです。
Img_8


「daten.pdf」をダウンロード

このように、最も前の打点は、
そこで打つ以外になく、文字通り点で打つことになりますが、
それよりも下がるにしたがって、面でボールを捉えることができるようになります。

最も前の打点はそこで打つことは難しいのですが、
ボールをフラットに近い状態で勢いよく飛ばすことができ、
それより後ろに下がるにしたがって、
より回転がかけやすく、ミスヒットが少ない打点になってくるといえるでしょう。

ですから、前の打点(だてん)で打つときにはミスヒットにならないように
ゆっくり正確にスイングすることが大切ですし、
打点(だてん)を引き込んで打つときにはある程度勢いよくスイングしても
ミスをする心配は少ないのですが、ボールは回転がかかる分遅くなります。
そして、大きく振り遅れてしまったときにはスピンでもスライスでも
たくさん回転がかかるように打つことで、
ボールを返すことができるということを頭に入れておくと良いでしょう。


こんなことを知っておくと、
自分にはどの打点があっているのかを、
打ちたい球種から考えることもできますし、
(フラットに近ければ前で、いっぱい回転をかけたければ後ろで・・・)
試合中に苦しい打点で打たされたときに、
どんな風に返せばよいのか、イメージもわきやすいのではないかと思います。

さらにいえば、
試合中に、打点を前にして速いボールを打ったり、
打点を引き込んでから回転をかけてボールを飛ばしたりすることで
リズムに変化をだすことができれば、
相手は混乱してくることでしょう。


あくまでも応用ということで、ご参考に・・・

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