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2006/04/20

打点の話

“いい打点”って実は一箇所ではない、っていう話なんですが、
かなりマニアックな内容なので、混乱したら忘れてください。
(でも、僕の中ではこのことを中心にいろいろなことがすっきりと理解できた大事な話なので、
 理解できればとても参考になると思います。)

で、勢いよく打てて、ボールがピシッと飛んでいく打点って言うのはそれぞれのショットで
ひとつづつ、存在していると思います。

その打点というのは、ボールを打つ面を保ちながら、
できるだけからだの前のほうに伸ばしていった限界のところ、です。
その打点でボールを打つと、限界ぎりぎりまで腕を伸ばしていった状態で打っているのですから、
ほとんどスピンをかけることができません。
その代わりパンッ、と勢い良くボールを飛ばすことができます。
この打点でボールを打つことを、僕たちは「点で打つ」といっています。

一方、それよりも打点が体に近づくにつれて、腕には余裕が出てきます。
つまり、上下左右に打点の幅ができてくるのです。
イメージとしては、「点で打つ」打点を頂点に、体に近づくにつれて、
円錐状に打点が広がっていく感じなのですが、
この円錐の中でボールを打つときには、ボールをはじくように打つことは難しく、
ラケット面をキープしながら、ボールをこするように打つことで、
回転をかけながらボールを飛ばすことで、うまくボールを飛ばすことができるのです。
この円錐の中でボールを打つことを「面で打つ」と呼ぶことにします。

この円錐が理解できると、どの打点で、どのように打てばよいのか、
あるいは、どの球種をどの打点で打てばよいのかがつながってくると思います。

簡単に言えば、フラットにまっすぐボールを打ちたいときには「点で打ち」、
スピンやスライスで打つときにはそれよりも体の近くでは「面で打つ」、ようにする、
体に近くなればなるほど、打点がひろがっていくので、
面をキープしながら振るようにして、いっぱい回転をかけて打ったほうが良い。ということです。

また、「点で打つ」ときにはボールをはじくように打つ(ボールに触る時間が短い)のが良く、
「面で打つ」ときには、体の近くになるにしたがって、
面をキープして回転をかける量が増えていく、
つまり、ボールに長く触っている感覚で打つのが良い。のです。

ポイントとしては、打点が体に近づくにつれて、
回転量が多くなるようにスイングをする、ということなのですが、
好きな言いまわしを見つけて、自分なりに理解できれば良いと思います。

「点で打つ」・・・
 フラットで打つ。
 ボールをはじく。
 一瞬しかボールに触らない。
 ボールと接するガットの数が少ない。などなど・・・

「面で打つ」・・・
 スピンで打つ、スライスで打つ。
 ボールに回転をかける。(打点が体に近づくにつれて回転量が増える)
 打点が体に近づくにつれて、長く触る。
 ボールと接するガットの数は打点が体に近づくにつれて増えていく。などなど・・・


このブログらしい、マニアックな話でしょ・・・

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コメント

はじめまして、俺といいます!

前にも何度か読ませてもらいました。
今回の面と点について大変興味深く読ませてもらいました。
自分との体の距離とショットの関係についてあえて頭では
考えた事がなかったので、とても面白かったです。

またお邪魔させて頂きます~

投稿: | 2006/04/21 11:12

はじめまして。

今回のお話で私の悩みに繋がっているのではと思い、
書き込ませていただきました。

私はここで言う「面で打つ」打ち方でしか打てません。
グリップが極端に厚いせいかもしれませんが、
この「円錐の中でボールを打つ」というイメージで打っています。
それは、そのほうがスピンがかかって球がコントロールしやすく、
そうしないとアウトやミスが増えて試合にならないのです。
しかし、それだと速い球が打てず、
繋ぐことはできても自分から攻めることが出来ません。
どんなに展開しても決め球が無いんです。
たとえばインハイ1回戦負けレベルのプレーヤーは自分からミスする事が多いのでそれでも勝てるのですが、
ベスト16くらいの相手になるとそれではかなわないのです。

そこでこの「点で打つ」というものにとても興味を持ちました。
もうすこしこの「点で打つ」ということについて知りたいのですが、
これはスイングの形は変えず打点だけかなり前にとるということなのでしょうか?
また、フラットで飛ばすということは当然確立は良くないものなのでしょうか?
フォアハンドが苦手すぎてなやんでおります。
もしよろしければなにかヒントをいただければ幸いです。

長々と失礼しました。

投稿: せん | 2006/04/25 22:15

>俺さん
 コメントありがとうございます。
 細かいことですけど、いろんな視点で考えて見ると、
 結構参考になったりしますよ。
 
>せんさん
 コメントありがとうございます。
 そうなんですよね。
 僕もテニスがディフェんシブだったので、お悩みが良く分かります・・・
 相手が強くなると守ってばかりでは、どうしても・・・

 点で打つときにはスイングは今までどおりのイメージか、少しフラット気味に、
 ボールをできるだけ前のほうではじくように打ちます。
 打つというより飛ばす感じかもしれませんね。
 そして、スイングはゆっくり目にすることで、確率が高くなるようにするとよいでしょう。
 前の打点にゆっくり振り出すのですから、始動がいかに早くスタートできるかが
 大きなポイントだと思います。
 一度トライしてみてください。

投稿: たんたん | 2006/04/26 08:47

ありがとうございました!
まだ感覚がつかめていませんが、
練習して習得できるようにがんばります。

投稿: せん | 2006/04/28 11:29

>せんさん
 きっと今までとは違った感覚が手に入ると思います。
 がんばってみてくださいね。

投稿: たんたん | 2006/04/29 07:36

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